2026.05.21 Thu.
パニック障害・動悸の改善 宇都宮市 接骨院くら
パニック障害・動悸
予期不安の改善症例
患者情報
(出産後)
2026 / 5 / 7 → 5 / 19
8年前に娘を出産後から症状が出現。夫が床屋を営んでいるため、娘を預けてお店の手伝い・家事・育児に追われる多重負担の状況が続いた。以来、良くなったり悪くなったりを繰り返し当院へ。患者のお子様が以前より当院にスポーツ障害・頭痛施術で通院されていたため、初診時からスムーズに施術に入ることができた。
治療経過グラフ
※ CGI-I(Clinical Global Impression – Improvement):初回と比較した改善の程度。1=最良の改善。CGI-S(Severity):初回 = 4(中等度)。
施術回別の記録
AM調整 + PCRT認知調整法
予期不安イメージ → 陽性
ソフト面調整
ソフト面調整
CGI-I:1(最良の改善)
考察
パニック障害・動悸は臨床で頻繁にみられる症例であり、一般的には循環器内科や心療内科での薬物療法が第一選択となることが多い。本症例の患者も以前に薬物療法を受けた時期があったが、根本的な改善や予期不安の解消には至らず、当院への受診を決意された経緯があった。
早期改善を導けた要因のひとつは、患者のお子様が以前より当院に通院されていたことによる治療コンセプトへの理解である。初回からPCRT認知調整法による誤作動記憶・心の混線を紐解くアプローチが可能であり、患者自身の自己探索能力の高さも相まって、3回という短期間での改善に繋がった。
3回すべての施術を通じて、症状につながる誤作動記憶は「復讐心・羞恥心(初回)」「逃避・自省心(2回目)」「義務(3回目)」という形で毎回確認された。これらはいずれも、妻として・母親としての信念に深く根ざしたものであり、患者自身がその出所を探索し自己認知していく過程で信念変容が生まれ、症状と予期不安の双方の改善へと繋がったと考えられる。
一般的なカウンセリングでは、患者の意識に上った内容が中心となりやすく、無意識の思いや心の動きにアクセスするまでに時間を要することが多い。一方、PCRT認知調整法では生体反応検査法を用いることで、患者の行動を制限している解釈や意味づけに短時間で辿り着くことができる。本症例はその特長が有効に機能した典型例であり、今後PCRTがパニック障害をはじめとするメンタル系不調へのアプローチとして、より広く活用されることが期待される。






