2025.03.09 Sun.
関東学術大会栃木大会 腰痛 接骨院くら 宇都宮





令和7年 3月9日 9年ぶり?に栃木県で関東学術大会が開催されました。特別講演では新上三川病院 院長 大上仁志先生の講演を拝聴させて頂きました。大上先生は当院でも画像検査依頼の際に頼る先生の一人です。
【心に残った言葉】
・腰痛の原因は良くわからないんだよね
・恐怖があると痛みも倍になる
・腰椎がすべっていても(腰椎滑り症)、ヘルニアがあっても痛くない人もいる
・保険上、変形性腰椎症と診断名はつけるけど本当の腰痛の原因はわからない
・背骨のすべり、ずれていても構わない その人の個性である
・痛み止めは数日飲むと良い それ以降は頓服で(症状が出た時にだけ飲む)
・どんな運動でもやらないよりもやった方が良い(気持ちよくやる事、継続が大切)
・腰椎ヘルニアは自然に消えることが良くある
・手術は気長に痛みが取れるのを待てない人にやる
・手術は極力しない方が良い
・牽引治療はそれで骨の隙間が広がるわけではないし治るわけではないが、気持ち良ければやっても良い
・患者:先生は手術をするかしないかどちらが良いですか?
先生:それは私が聞きたいです
・ヘルニアと神経が平和協定すればよくなる
20年前にMRIが普及し、ヘルニア、すべり症、狭窄症と痛みとの関係性が分かってきた。腰痛の本当の原因は良くわからないが専門医の話である。いわゆる、変形と痛みの関係性は???。痛みの本当の原因は目に見えないところにあるようだ。それは心理社会的要因、本人では分かりにくいモヤモヤ、ストレス、思考ぐせが痛みと強く関係している。画像検査にストレスは写らないのは当然だが、そこを治療することが大切であることを改めて学びました。
脳と神経機能の治療‼︎ やはり、接骨院くらの目指しているラインは間違っていないことを確信する1日となった。引き続き、結果を出すことを探究し、患者と向き合ってまいります。