2026.05.12 Tue.
過敏性腸症候群 朝の腹痛が消えた日 宇都宮市 接骨院くら
「朝、お腹が痛くて学校に行けない」 過敏性腸症候群が改善した中学生の記録
接骨院くら / 鶴見 茉由 | 2026年5月
病院で「過敏性腸症候群」と診断され、薬を飲んでも根本的に改善しなかった14歳の女の子。PCRT施術を通じて、約6ヶ月・15回の通院で症状スコアが10→1へ改善した症例をご紹介します。
どんな状態だったの?
中学1年生の時に学校での人間関係のトラブルをきっかけに腹痛が悪化。中学2年の夏休み明けから学校に行けなくなりました。胃腸科・内科では「過敏性腸症候群だから薬で様子を見ましょう」と言われていましたが、なかなか改善しない状態が続いていました。
平日は症状が強く、休日は楽になる。特に「学校」を意識するだけでお腹が痛くなる——本人もそのパターンをはっきり自覚していました。
症状の裏にあったもの
施術を重ねるなかで、腹痛の背景にいくつかの「マイルール」が見えてきました。
・「周りの期待に応えないと、信頼を失う」 自分の本音に固く鍵をかけ、他者の期待を優先することが積み重なっていた
・「相手を楽しませないといけない」「テンションを合わせないといけない」 人間関係への過度な気遣いが、身体的なストレスに直結していた
・「みんなと同じでないといけない」 通信制高校への進学希望など、自分の本音と周囲の期待のズレが腹痛を引き起こす場面も
どうやって改善したの?
身体的な調整(ハード面)と並行して、PCRT認知調整法(ソフト面)を毎回取り入れました。施術中に「そのルールで困っている自分に、アドバイスするとしたら?」といった問いかけをしながら、本人が自分の思考パターンに自分で気づいていくプロセスを大切にしました。
- 「無理に仲良くしなくていい」「笑顔でいてくれるだけでOK」など、マイルールを少しずつ書き換えた
- 本音をノートに書き出してリセットする習慣をつけた
- 進路の話し合いで自分の思いを伝えるための具体的な対処法を一緒に考え、実践した
- 「自分の人生は自分で決める」という自己認知が深まり、腹痛の頻度が激減した
今はどう?
第14回目に「お腹が痛くならなかった!!!」と笑顔で来院。親ともしっかり話し合いができ、自分の思いを伝えることができました。現在はメンテナンスで通院中です。
どんど焼きでの人前演奏やオフ会への参加など、以前は避けていたような場面でも「楽しかった!また行きたい」と思えるように。ピアノ調律師という夢まで生まれました。
鶴見先生から
症状は腹痛でも、その背景には患者さんの人生の課題がありました。それに一緒に向き合うことで、症状が改善するだけでなく、人生が豊かになっていく——そのことを改めて感じた症例です。
中学生でありながら、施術の機会を「自分の心を見つめるいい機会」としっかり受け止めてくれたこと。患者さん自身の「治りたい」という思いが、改善への一番の力になったと思っています。
接骨院くら | 報告者:鶴見 茉由(臨床7年目・PCRT歴4年)






