2023.05.24 Wed.
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慢性腰痛症の治し方は? 世界の最新ガイドライン
久しぶりに、世界の慢性疼痛ガイドラインに目を通す機会があり、少し調べるつもりが気になることがありのめり込んでしまいました。
世界共通で慢性疼痛改善に大切なこと。
①認知行動療法 ②患者教育 ③運動療法 ④脊椎マニピュレーション です。
まだまだ『牽引』『マッサージ』『干渉波』『コルセット』『痛み止め』などなど様々な治療がありますが最新のガイドラインで提示していることは上記です。
①認知行動療法
自分の不調の原因を知り、行動を変化させ改善する。その原因は千差万別。生活習慣、考え方のクセ、その人の思い込み、恐怖回避思考などなど。
②患者教育
正しい知識をお伝えして、何をすれば負のループから抜け出せるかを患者さん自身が気づくようにコーチング。大切なことは、正しい知識を身につけること🟰必ず改善することが分かる
③運動療法
どんな運動が良いの?と質問されることがよくありますが、なんでも良いと思います。
激しすぎる運動よりも、楽しく、運動後にスッキリした。気持ちよかったと思う運動が良いと思います。
例えば、ウォーキング‼︎太陽が気持ち良いな、鳥の鳴き声がするがどこで鳴いているのかな?澄んだ空気が体に入って気持ちいいなど を感じながらのウォーキングは効果抜群。
④脊椎マニュピレーション
当院では、アクティベータメソッドというテクニックを使い脊柱を中心とした神経機能を調整していきます。
脊椎マニュピレーションは日本では国家資格として医療行為となっておらず、研究がされておらず。世界に目を向けますとアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパなど世界中で認知され活躍されている技術。日本でももっと広っまってほしいですね。当院から地道に発信していきます。嬉しいことに10年前は栃木県ではアクティベータメソッド認定者が0でしたが、今は当院含め4名の先生が認定者として活躍されております。
そして、現在進行形で勉強中の先生もたくさんいますので数年後にはさらに栃木でも日本でも神経機能の治療が受けられるようになることでしょう。
市外、県外から来院される患者様も多く。近所でそのような治療が当たり前に受けられる時代へ向かっておりますね。患者様の選択肢が増えることを切に願う。