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2025.08.09 Sat.

LCA25周年記念シンポジウム 完結

https://mindbody.jp/seminarreport/sinpojiumu.html

LCA25周年記念シンポジウム「イップスとスポーツ障害」 2025.8.3

<開催日>    2025年8月3日
<開催場所> 東京・芝パークホテル
 
ライフコンパスアカデミーの石田です。

2025年8月3日(日)に芝パークホテルにてLCA25周年記念の『イップスとスポーツ障害〜施術×心理×科学 治療家が知るべき機能障害とイップスの本質〜』シンポジウムが開催されました。

 
基調講演は保井先生による『慢性症状の背後にある隠れイップス』をテーマにお話しいただきました。
私たち心身条件反射療法研究会としての症状の捉え方、治療方針などをお話しいただき、スポーツ障害だけにとどまらず、症状のメカニズムをPCRT的な視点を持つことで改善に導くことができるかをお話しいただきました。

 
特別講演Ⅰは筑波大名誉教授である坂入洋右先生による『心身の健康のための新時代の科学と実践のパラダイム』についてお話しいただきました。

坂入先生のお話は、とにかく興味深く、これからの私たちLCAの活動を勇気づけられるもので、あっという間の50分間でした。
基礎科学的な証明(エビデンス)よりも、我々が求める「治す」という結果にこだわることが、これからの応用的な科学の証明につながることをお話しいただけました。
皆さんの感想からもあったように2時間でも3時間でも聞いていたいと思うようなとても素晴らしい講演でした。
 
特別講演Ⅱは宇都宮大学准教授、松浦佑希先生による『スポーツイップスを理解する:経験と科学の融合』
松浦先生は世界レベルのラート競技者で、ご自身がイップスに悩み、PCRTによる治療を受けたことで改善に至った経緯を研究者目線でお話しいただきました。


またイップスが起こりやすいスポーツとそうでないスポーツのお話しは、受講者がなるほどと頷く姿が見られるほど研究者的な視点で印象的でした。
 
倉持先生の講演では、『治療院におけるスポーツ障害の現状』というテーマで、柔道整復師の視点から、これからの整骨院・接骨院が進むべき方向性を示していただけた内容だったと感じました。

外傷症状も、構造論的思考による治療よりも有機論的思考で行う治療にシフトすることで、多くの成果をあげられ、治療のスタンダードが変化していくべきだと、私も強く感じました。
 
土子先生の講演では、『ゴルフイップスの考察』と題し、プロゴルファーを目指す道半ばでイップスになった経験から、多くのゴルファーをサポートされている、実践的なお話をお聞きすることができました。
患者さんがどのように物事を解釈しイップスが起こり、またそれを治すためにはそのことに気づくことが大切だという内容が印象的でした。
プロを含め多くのゴルファーのサポートをされている土子先生の臨床経験からの素晴らしい講演だったと感じました。

 
モデレーターを務めた篠崎先生主導のトークセッションでは、坂入先生、松浦先生、保井先生のPCRTについてのこれからの可能性や、有効性。またPCRTを今後応用科学によって証明をするためにLCAとしてどのように活動を行なっていけば良いのかを熱く語り合っていただきました。
治療家と研究者としてのセッションが足し算ではなく、テーマにある通り掛け算的に融合された内容だと感じました。

 
LCA25周年記念のシンポジウムとして、参加者からも満足度の高い会になったと思います。
 
懇親会では、菊地先生が25年間の歩みをスライドショーを行いながら解説してくださいました。
25年の歴史は本当に長く、重く、深いものと感じました。
私も改めて、LCAの先輩方の繋いできた歴史を大切に、スタッフとして気を引き締めて関わらせていただく決意をしました。そんな素晴らしい菊地先生のスライドショーでした。
 
余興では倉持先生がバイオリンでパッヘルベルのカノン、倉持先生がバイオリンと会田成臣先生がピアノによる葉加瀬太郎のエトピリカを演奏してくださいました。
お二人とも謙遜していましたが、とても素晴らしい演奏でした。

 
松浦先生は、会場での実演は叶いませんでしたが、世界レベルのラート競技を映像にて披露してくださいました。
誰が見ても高いレベルだとわかる演技で、会場の皆さんも見惚れていました。
 
シンポジウムも懇親会も25周年記念に相応しい素晴らしい会だったと思います。
 
私、石田も司会として会の進行のサポート、また約半年にわたる準備に微力ながらも全力で関わらせていただきました。
チームが一丸となって、一つの目標に向かい、シンポジウムを成功させることができたことは、私にとってもとても貴重な経験となりました。
このシンポジウムを機に、LCAの更なる発展とPCRTが治療のスタンダードになるように今後も全力で活動していこうと思います。
 
最後になりますが、坂入先生、松浦先生をはじめ、シンポジウムに参加された皆様、カイロタイムズ様、協力したくださった方々にスタッフ一同感謝申し上げます。
(文責:石田)

懇親会での集合写真

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